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契約と誓約‐安心と信頼は誰にとってのものか?

ロイズといえば、マスターキートンや、ワールド・インシュランスで黒幕的/フィクサー的な扱いながらも
かっこいい信頼の企業のようなイメージが描かれる気がしますが

知っていることだけをもとにした感想だと

え、何の話?

と思ったりします

もちろんどんな組織でもダメな部分、ダメな例はありますし
単に私の偏った見方なのかもしれません

さて、マスター・キートンで勇名になったであろうエピソードは
コントロール・リスクス社が提供していることで(その筋では)有名な人質解放コンサルタントサービスですね

https://www.controlrisks.com


(当該エピソードは、Chapter3.交渉人のルール、Chapter4.身代金のルールに収録)



コントロール・リスクス社というのは、そもそもがロイズと関係が深く

元SAS将校二人を含め、ロイズの仲立人であるホッグ・ロビンス社と警備会社であるKMS社が設立したものです
https://en.wikipedia.org/wiki/Control_Risks

ロイズの提供する身代金保険にはこの会社の提供する交渉コンサルトが含まれるわけです

ちょっとわかりにくいのですが、マスター・キートンのあれは

身代金保険に含まれるプランである人質解放交渉コンサルタントプランを行使して、その実行役にキートンがきた

という感じでしょうけれど、彼はどことどういう契約をしていたのか謎すぎます笑

モデルが明らかに日本の若王子事件なので、それを見たほうが早いかもしれません
三井物産マニラ支店長誘拐事件

このあたりはPMCに関して概要が読みやすいおすすめの本があります

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ワールド・インシュランスで描かれるのは、いわゆる美容からペットまでのような個人単位の保険の話です
ここはもう書くときりがないので、是非書籍をどうぞ

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ネタバレ風味ですが、ハッピーエンド…ではないけれど…
うーん、言いたい笑



さて、そういうものではない、紛争や地勢リスクの保険の話で私がなんじゃいそれ
という感想しか持たなかった一例を

パキスタンが戦争リスクが高いという理由で、自国の港湾の保険料金値上げされ
運営がままならない危機に直面、
ロイズに相談したら、保険料は下がってすばらしい!

という、まあ結果だけ見ればそう見えなくもない話です

 

では構造をどうぞ

#1 パキスタンが港湾にかかる保険料が高騰して困る

#2 保険料の高騰はそもそもロイズが擁する「戦争及びリスク委員会」が、その地域を戦争リスク地域に指定したためだった

#3 パキスタン高官がロイズに赴き、どうにかならないかを相談、ルビコン・インターナショナルというPMCを紹介されて調査を依頼

#4 ルビコン社がパキスタンの港を調査し、改善を提案、無事保険料は低下

#5 ちなみにルビコン社は「戦争とリスク委員会」メンバーで、まさにそこを戦争リスク地域に指定した会社だったりする

私には「あっるぇぇええええええええ?」しか感想がありませんが
どのように考えるかは人それぞれでしょう(棒)

 




















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