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間違いがあっても脳が補完してしまうー文脈効果




 

 

久しぶりのスパムメール

↓画像です

URLをよく見るとRakutenではなくRekutanになっています
これをRakutenと読んでしまうのは、Raあたりで「楽天だな…」と判断してしまうせいなのですが
そういうメカニズムでの補完(時には誤解)を文脈効果と呼びます
appleをapp1eとかもありましたね

どちらも楽天やアップルをそもそも知らない人は間違えません

私はなぜかこういう違和感を感じて発見するのが得意で
たまに気持ち悪いと言われます笑

「誤認」しやすいもの

有名なのは数字とアルファベットでしょうか

同じ文字ですが、「B」なのか「13」なのかを前後の要素で決めてしまうパターン
一つの要素をよく見なくても前にくるものの影響がで判断してしまうわけです


(↑画像の転載無断使用は禁止)

アンカリング(係留効果)とかも近いものありそうですね

”アンカリング=事前の情報にこだわって、修正や訂正を損すると考えてしまうバイアス
治療や診断などで、自分の判断ミスを認めるという損を確定したくない、など
(明らかに訂正しないほうが損、というより事故ですが)”

こちらなど実例も多く面白いのですが
話が前後したり散らかってる感じも…?
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視覚だけで判断するわけではない

こういう効果は何種類もありますし認知の問題は視覚だけではありません
そして認知はそれまでの経験や習慣、性格などが絡むので修正しようと思うとかなり難しいです

ただし極端に偏ったとか明らかに間違っているものは除き、
日常生活においては悪いとこより便利なところが多いものです
仮にバイアスを用いたこのシステムがなくなると、事前情報からの推測という機能がなくなるでしょう

一切の事実からしか判断しない!という方は別ですが、例えばレストランの食事する際に
「レストランで食事は安全」という事前知識を捨てるとどうなるでしょう?
立地は安全か?とかの検証から始める羽目になるので、めちゃくちゃ生きづらそうです…
読み書きで言えば、一文字づつ確認して読まないと文章がとれないでしょうし

大きく言うと既知や事前に起きたことから次が予測できないという事態になってしまいます

バイアスもすべてが悪というわけではなく
思考や行動におけるショートカットが本来の役割です
完全にないというのは、人格がないくらいの話だと思いますので…
気にしすぎると本末転倒ですね(*’ω’*)

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