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虚構推理第五話-想像力の怪物-に妄想による自己洗脳をみるなど




 

”自らの想像力で、妄想にすぎないものを現実化させてしまう”

いわば知性の自死、理性の消失

”つまらない真実よりも、エキサイティングな嘘がいい”

そしていつからか真実と嘘が自分の中で逆転してしまう

こういう過程はネットでよくみる陰謀論とか反なんとか、コロナはただのなんとか、
のような存在に共通している思考パターンではあるけれど、他の人間には影響がないというわけではありません。

 



たとえば「被害現場」のニュースを聞いたとします。
実際にはたいして耳目を引きつけるモノはないでしょう。

だから、そこに”何か刺激が欲しくなり”ちょっとだけ何かをつけ足して伝えるということをします。

こういった行動に心当たりは全くない人はいないでしょう
(生涯で誰とも話をしない、する相手がいない、どんな発信をもしないという人は知りませんが…)

一度ネットワーク上にアップされたその餌は真偽ではなく、面白いか否か?のために
”ちょっとだけのつけたし”が数万回に及び、原型をなくした”いんたーねっとにだけある真実”になり果てるという仕組みですね。

その凝縮された嘘とでっち上げのストリームに身をおく”妄想に浸食された人間”には
「ネットには真実がある!」という思い込み、もっと正しい表現を使えば、”自分の妄想と他人の嘘”による無限の自己洗脳をオンラインにアクセスするごとに繰り返しているわけです。

と、まぁそんな話をもっと面白くしてあるのがこちらの虚構推理「鋼人七瀬編」です笑

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「まとめサイトは誘導のためにある」というあたりは、意識してない人も多いのですよね…

多数の意思が集まればそこに必ず「偏り」は生まれるわけですし、それを自分の好みに強化したいという思いのために、
「ちょっと刺激をつけたす」という行為を排除すると「めっちゃつまらない人」になる恐怖と戦う羽目になりそうな…?

という世知辛い話でもありますね。

そんなわけでこちらも必携
(΄◉◞💋◟◉`)

 




 

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