こんな記事をツイートしてみました
四肢麻痺の女性が、脳(運動皮質)に二本のプローブ挿して、「考える」ことでシュミレータ―内のF35とセスナを操縦したという話(2015)https://t.co/cxFy9pQtEN
— このえ (@AtxProxy) February 24, 2021
DARPAといえばシュタインズ・ゲートなどの空想科学シリーズでおなじみになった名前!
と感じる人もいるでしょう、そう、私のように…
さておき、要は「電気信号」を適切な「インターフェイス」と「処理システム」を通せば「思う」ことで発する電気信号で何かを動かすことはできる、という話で、ひいては他人に脳に介入…的な話ではあるのでしょう
ちなみに電気信号で他人を動かせるかというと
部分的であったり、意図通りではないけれどできています
自分の脳が発した電気信号である感情、それを他人に文字で伝えるSNSなどは、多くの人を楽しくも不愉快にもできますよね
文字が自分の思いと他人のインターフェイス(接合面)となり、SNSが処理システム(その後に各個人の処理システムがあちますが)というわけです
そう考えるとTwitterのような意図しないコミュニケーションを伴うネットワークというのは、双方向通信といより、全方向干渉というほうが近そうです
(普段の生活で、なんか空気悪い、居心地悪いのアレも特有の動作を感じたりしているわけですが)
ところで実験を主導したDARPAですが、実は世界初のネットワークを開発した機関であったりもしますので、以下概略
ネットワークの始まり
旧ソ連がスプートニクス打ち上げ、その成功を目の当たりにしたアメリカは
「いやこれマズイ、負けるじゃん!」とあせって(意訳)科学技術研究機関ARPAを創設します
この組織がのちのDARPAになります
今で言う”ネットワーク”の構築のために作られたプロジェクトARPANETが動き出し、1969年にUCLA内のパソコンと、スタンフォード大学のパソコンを接続、「Lo」という文字の送信に成功します
接続こそうまくいったものの、実は「Login」という文字を送り切れずクラッシュしたのですが笑
この辺の知識自体は書籍に書いてありますので、この時代には是非
そこからのネットの盛り上がりは今でも肥大化の一途です
ネットワークがない世界に戻ることは事実上不可能でしょう
スマホを手放すと不安になる、検索しないと何もわからない人がけして少なくない
SNSでの人間関係からの訴訟や事件など…
ネットワークを通じて受け取る「誰かの考え」が十分に他人を動かしています