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悪い奴ほど出世するー意識の高い養分こそが一番美味しいという市場




 

 

タイトルは内容とも違いますし、また悪い人ほど…も普遍の事実ではありません。
一面を一視点だけから観て「悪そう」と感じてるだけのことも多いでしょう。*1
仮に気弱・薄弱≒善い人と思ってるなら、豪気・精強≒悪い人で事実かもしれません。
定義は正しいのか?は自分でしっかり考えましょう!

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さて、本については特におすすめしません笑
意識だけ高い系の人がひっかかるスクールやサロンなどのからくりや、それへの罵倒という内容です。
え?そんなのあるの?と思った人や、現在「リーダー育成」とか「マネジメントなんとか」みたいなものを考えてしまってる人は読んだほうがいいかも?

世の中に対する前提

信じられない、というより信じたくないでしょうが、責任持たないどころか、人の命よりお金でしょ!という層は余裕でいます。
誰が死のうが関係ないであろう、デタラメな健康本とか代表例ですが、たとえばがんや糖尿がそれで”本当に”治るなら、とっくに標準治療に採用されています。

ここで「利権が」と言いたい人がいるのもわかります、何かつらく悔しいイベントが過去があったのでしょう。
(引きこもりネット中毒からのしんじつにめざめちゃった!系の人はしりません)
「悪者」がいないと気持ちに整合がつかない、というのはみなそんなものだと思いますし。
そこに付け込んでくるのがインチキビジネスですからね。

 



書中の事例

原著のタイトルの一部でもある、リーダー育成ビジネスですが、よくある「部下の管理」とか「チーム力!」みたいな曖昧でよくわからない謳い文句が目印になりそうですね。

そういったサービスや本の実際は、謳うのはリーダー育成のはずなのに、自分を変えよう!などの謎の啓発内容であったり、能力が上がったかではなく、リーダーに憧れる受講者がどれだけ満足するかに重きをおいたプランなど、いかに「受講者が満足を得るか」に焦点をおいた、「リーダーどころか自己中になるだけじゃん!」という話です。

まとめると

本当にそれで良いリーダーや社員が生まれるなら、既に世の中が良いリーダーと社員でいっぱいになり、そんなもの売れないはずですよね?
ところがそうではない、だからそういうものが売れる、という上手くいかない方法を売り続けることで、買い手市場はつくられ、このビジネスで売るのは「受講者だけが得られる失敗経験と無駄な肯定感」というのがわかります。

ビジネスのターゲットは、そういうシステムが理解できないけど、そこそこお金があって向上心はある層。
つまり、”意識だけ高い層”が最もおいしい養分ということです。

こういう仕組みは基本的に「不安」と「承認欲(自己肯定感)」をついてくるので、対策に
おすすめなのは、しょっちゅう宣伝しているコレです。

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三巻では「思い込んでるだけの定義」「かってに決めたことに自分で気づいてない」あたりが最重要ポイントだと思いましたが、科学的考察のやり方も強力に推したいところです。

漫画ではありますが、これ以上良質な市販のマニュアル本ってみたことないですね笑


結論

リーダーの事例にふれましたが、結局「そんな方法があるならみんなやってるわ」につきます。
ガンを治す魔法の食べ物は存在しませんし、免疫力(笑)を上げる体操や整体も存在しません。
とはいえ殆どの場合において、信者養分となる心理は
「これにお金を使ったのだから、効くはず、いや効いてほしい…私は損していない…騙されていない…」
という、サンクコストの誤謬と、自分の失敗を認めたくない心理が、事実と現実を無視して脳を騙し、「間違いない!(はず)」という結論をだしてしまうのですよね…

*1については以前に書いています。

ものごとのみえかた how to take things




 

 

Posted in このえ書架 , 社会/法律 , 経済

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