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古代の薬を現代で使ってどうするのでしょうか?という話




古代なんとかの皇帝も…とか、古代の海の…とかあれどういう層に響くセールスコピーなのだろう…
とずっと疑問なのですが、まあ「なんか効きそう」と思ってしまう人に届けたい文章を紹介します。

特にアロマやマッサージとかの界隈でよく聞くような?

交易の世界史 上 P204

ローマやギリシアの医師たちは、希少なスパイスであるガランガルを「腎臓病」に処方した。
だが正確にいって腎臓病とはどんな病気だったのだろうか。古代の医師が治療していた病気がなんであれ、おそらく腎機能とはおよそ無関係であったに違いない。

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この記述が意味するところは、
「脳みそは鼻水を作る臓器だ!とか言ってる延長の医学が腎臓がどうこうとかわかるわけないでしょう」
「”希少”なものを使ったんだから効くよね!というプラシーボ効果の発現とその誤認」

ということです。

もっと身も蓋もなく言えば威光と迷信、そして普通の人には買えない高くて珍しいものだから効くはず、という他者からの圧力と自己洗脳の相乗効果でしょう。

なので古代なんとかでは医療に使用された…みたいな謳い文句は、信用ならない人間による信用のおけない製品である、ということの証明かと思うのですが、が…

なぜか信じたりする人は少ないとはいえない気がしますし、もしくは中二心がうずいて「古代の神秘だお!」とかになるのでしょうか?
よくわかりません…

話は跳びますが、イスラム世界にも漢方(漢方薬ではない)のような概念体系で構成されたアヴィセンナというものがあったりします。

一応現物も持ってますが、ざっと眺めたとも言えないのでレビューできずすいません。

読み物の範囲と思いますが、興味があればどうぞ。

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Posted in このえ書架, 医学, 雑学

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