Twitterで流れてくるうちに好きになったので買ってみました。
アジアのどこかの出身だろうとは思っていましたが、シンガポールとのことです。
余談ですが、シンガポールは「明るい北朝鮮」と呼ばれることもあるほどに国として軍事から教育、雇用までが日本からはかなり特殊に感じるであろうことが多く、そのあたりは「紛争でしたら八田まで」でわかりやすく紹介されています。
(というより世界的には日本が特殊なのかもしれませんね)
本人像
絵を描きだした2013から2014くらいまでの絵は、んー…まぁ…自分よりは遥か五次元くらい上でうまいけど…?と思ってしまうのですが、2015年の絵で「なんでやねん」くらいしか言葉がないレベルに飛翔します。
徴兵期間も空き時間はずっとアートに腐心していたそうです。
2016年の段階で薬学部の学生であり、その時代には既にゲーム会社や個人などから仕事をもらえていたけれど、アートへ全ての時間をかけていきたいということで、大学を中退したとのことです。
おすすめ
絵については伝える語彙も文章力もないので割愛しますが、コメントやインタビューに書かれるアーティストとしての生活、心がけ、創作に対する姿勢、自分のメンテナンスなどがあまりに有用でした。
具体的にはどうリラックスするべきか、体のメンテナンスには何をしているか、アートに向き合う姿勢は…などです。
基本的にストイックな人なんだなぁ…と思うことは多いのですが、スタイルに関わらずルーチンとして取り入れるほうがよさそうなことばかりでした。
自分もかつて別のジャンルで活動していた時期がありますが、自分の生活や体については全くといってほど気を使っていなかった気がします。
首と腰の対策にとアーロンチェアを買ったくらいでしょうか?
まとめ
画集としても素晴らしいものですが、それだけに留まらず随所にふんだんに散りばめられているアドバイス、体験、それらを生みだし形作る思考など、学び得るものがとても多いと思いました。
それと読んだなら軍生活よりは自由時間あるんだから、自分ももっと練習して成果をだせ!と…( ;∀;)