前回シンガポール出身の作家さんの画集を紹介した時にコミックに触れたので備忘録ついでに。
毎回恒例の食レポ(?)、第七巻シンガポール編ではご飯にココナッツミルクをかけ、小魚や香辛料ペーストなどをのせるらしいナシレマ(マレー語: nasi lemak)がとても美味しそうでした。
日本エスニック協会のページより
https://ethnic-as.net/selection/gourmet/33/
シンガポール編と新・日本不良抗争編が収録されています。
シンガポールの概歴
1965年にマレーシアから独立したので、とても若い国といえます。
とはいえ一人当たり国内総生産*が2020年には世界7位の経済大国であり、持ち家比率も高く学力も高い国です。
汚職が極めて少ない一方で、法律が非常に厳しく一党独裁の権力が集中しており、厳格な管理体制と豊かさが両立していることが明るい北朝鮮と言われる由来とのことです。
一例としてわかりやすいのは「何が正しいかは政府が決めることである」というあたりでしょうか。
(もちろん法的な話のみだけではなく真偽についてもです)
ゴミのポイ捨ても罰金が課されるので、民度が低い観光客はトラブルになることが多いとか…笑
教育については、義務教育は六年で終わりそこから進学にむけた試験などが課されるので幼少期からドロップアウトなどが生じやすい状況でもありそうですが、この辺実情は把握できていませんので想像です…
とはいえ、2020年の総選挙で野党が二桁の議席を初の確保など「自由」を求める層が増えていっているとも聞きますし”海外から見る実際”と”国内から見る実際”のところは違うのだろうなぁというのはどこでも同じですよね。
*1 一人当たり国内総生産は国内総生産、いわゆるGDPとは別なので注意しましょう
Wikipediaより引用
-国内総生産をその国の人口で割った値を一人当たりGDPと呼ぶ。
国ごとに人口が違うので、国ごとの経済状況を比較するには、通常の国内総生産ではなく一人当たり国内総生産を使う必要がある。
国内総生産には名目と実質があるため、一人当たりGDPも一人当たり名目国内総生産と一人当たり実質GDPがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%B7%8F%E7%94%9F%E7%94%A3#%E4%B8%80%E4%BA%BA%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%8A%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%B7%8F%E7%94%9F%E7%94%A3
世界の1人当たり名目GDP 国別ランキング・推移(IMF)
https://www.globalnote.jp/post-1339.html
そういえば新・日本不良抗争編には所属チームを明確にしないで敵を襲う「緑色の衣装のゲリラ」が登場してきますが、これクリミア侵攻時のロシアのリトル・グリーンメンをモチーフにしてるよね?というのも思い出したのでそのうちに書いてみます。
こちら前回記事