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記憶は勝手に作られるし、見ていないことを覚えてしまう



タイトルだけだとなんのラノベだろう…となりそうですが、私たちが日常的にやっているであろうことです。

思いだせないので自分で創造してしまう、嘘ではないけれど無意識に話を盛ってしまうなどもその類と言えるのではないでしょうか。

あ、意識的に大袈裟にしようとかバズりたいから盛るのは違いますよ?

 

そういった話についてこちらから引用させていただきます。

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書中のP28「記憶のバイアス・改変」の内容である実験内容を大雑把にわかりやすくすると

A群
車がぶつかる動画を見せられて「どのくらいの速度で衝突したか」聞かれる

B群
車がぶつかる動画を見せられて「どのくらいの速度で激突したか」聞かれる

このテストの結果、B群は「激突」という言葉に引きずられて、語感の印象と自分の認識を合わせるために速度を多く見積もってしまうという結果になります。

ちなみにこのように文章として二つを比較できる場合は「参照するものがある」ので、思考する余白ができるのでそういったエラーは起きにくくなるのもおもしろいですね。

それでも「言葉のイメージ」を優先してしまう人は、多くの事を思考に基づく理解ではなく、意味などがわからないままに感覚だけでものごとを把握しているかもしれませんので注意しましょう。

*ここで言う「感覚的」は「正しく理解できない」ということで、けして芸術的なインスピレーションの感じ方などとは無縁です。

大雑把にまとめると

自分の感じ方を調整するわけですが、その過程で自分の思考ではなく現実の状況への認識を書き変えたりすることです。

こわいところは自分でそうしようと考えるわけではなく、無意識にその工程を導入してしまうということにありそうですね。

このようにイメージ/認識を変えるという点については、フレーミングやデフォルト設定などの意図的に印象を変えて行動変容につなげる技法があります。

おおまかに説明すると、言っている内容は同じだけれど表現を変えて認識される優先度を変え、話題そのものの認識を変えるという理屈ですが、あれを自分で自分にやってしまっているともいえるのかもしれません。

その辺についてはこちらも面白いかと思います。

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結局は個人の認識や記憶、それを基にする検証などはあてにしきっていいものではないということにつきますので、エラーチェックはけして個人ではやらない、という鉄則は全てがAIに置き換わる時代まで不変なのかもしれません。

 

余談ですが、実験のところは背景色やフォント色で差異化をして「目立つ」のでひっかかりにくくもなっています。








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