アルバニアで生活費上昇への抗議デモ
Massive crowds took to the streets of Albania yesterday to protest against the rising costs of living.
Russia’s war in Ukraine will be a source of global instability for months to come.
Unrest brewing in many corners of the world. pic.twitter.com/8bgZoiKYAU
— Visegrád 24 (@visegrad24) July 9, 2022
これを見て思い出したのが「戦場でメシを食う」でした。
公式サイト
https://www.shinchosha.co.jp/book/610187/
アルバニアというと「どこだろ?」と思う人も多いでしょう。
私もこの本を読むまでは欧州のどこかかな?くらいしか考えたことがありませんでした。
第3章「アルバニアー欧州最貧」は著者が無政府状態になったアルバニアに取材にいってみよう!
と乗り込んだルポになってます。
アルバニアとは社会主義のもと独裁者エンヴェル・ホッジャによって1970年から完全鎖国していた国です。
ネズミ講で無政府状態に
どうやらそれまで民主や資本という概念が社会で許されなかったせいで、
免疫がまったくない状態の国民がこぞって参加して…その結末が暴動から無政府状態にということらしいです。
知識と経験というワクチンがないと、騙されるという不安そのものを感じることができないですよね。
無政府状態とはどんな状態だろう?というのは是非本で確認してみてください。
バナナを知らない若者
鎖国というのがイメージがむずかしく、具体的にどういう生活になるのかな?
と考えても色々不便かなぁ程度のアホみたいなことしか浮かびませんでしたが、
1997年までバナナという存在を知らなかったというエピソードで、情報どころか私が生きている時代そのものから切り離されているんや…と言葉にしにくい恐怖を感じました。